下梅沢のいえ(リノベーション)
■建築場所:富山県滑川市
■敷地面積: 462.86u(139.74坪)
■延床面積: 163.87u( 49.47坪)
■構造規模:木造軸組構法・2階建て
■改修範囲:屋根・外壁・LDK+和室の窓・薪ストーブ土間
■竣工年月:令和5年1月
■施  工:オープンシステムによるCM分離発注方式
薪ストーブのある土間空間をより効率的により快適に再構築することが計画の中に据えられたリノベーションプロジェクトです。


改修内容は下記の通り。
◆劣化した屋根及び外壁をカバー工法で全面的改修。
◆1階の主となる居室であるLDK及び和室の窓の断熱改修。(内窓の設置)
◆薪ストーブ土間の全面改修。(構造補強・断熱補強・仕上新調・薪ストーブ入替)

冬季は薪ストーブを楽しみながらゆったりと過ごしたい建て主さん。
しかし、元の住まいの状況・形状では、薪ストーブの熱がうまくLDKや和室まで導けていませんでした。
そこで、薪ストーブ土間廻りの断熱・気密を強化してしっかり熱をため込めるようにして、そしてLDKと薪ストーブ土間の境にあったサッシと下がり壁を撤去することで天井付近の熱がLDKに流れ込んでくるような空間形状につくり直しました。
無垢材や塗り壁という自然素材の仕上げ材に包まれることで調湿性能や表面温度状況も向上して、1年を通して気持ち良く過ごせる空間に生まれ変わりました。